【HushTug】本革の色移り対処法を徹底解説します!

こんにちは。HushTugデザイナーの中島です。

本日は、革製品の色移り対策について解説します。

ご愛用いただいている革製品のケアに役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください!

革の種類と色移りの関係

クロム鞣しの革

まず、色移りしやすいかどうかは「なめし方」によって大きく変わります。

  • タンニンなめし(植物由来)
    → 自然な風合いが特徴ですが、水分を吸いやすく、色移りもしやすい傾向があります。

  • クロムなめし(化学薬品使用)
    → 水を弾きやすく、比較的色移りしにくいのが特徴です。

HushTugでは主にクロムなめしの革を使用しており、耐水性・色移りのしにくさに配慮した素材を選んでいます。

夏は要注意

汗をかいている男性と本革製リュック

色移りが起こりやすいのは、汗をかく夏場濡れた状態での摩擦が加わったときです。

たとえばリュックを背負ったとき、肩にかかるストラップ部分が汗で湿り、白いTシャツに擦れると色移りが起こることがあります。

クロムなめしの革でも条件が重なると色が移ってしまうことがあるため、注意が必要です。

革の耐水性の検査基準とは?

黒の革は色移りしにくい

革の耐水性は数値化でき、「堅牢度」という指標が用いられます。

HushTugのブラックの革は最高値の5、ネイビーは4

一般に、堅牢度3以下は色移りしやすいと考えられています。

色移りを防ぐ工夫

本革製バッグを拭いている男性

以下のようなポイントを意識することで、色移りを防ぐことができます。

  • インナーを着る、羽織ものを使うなどして汗が革に直接触れないようにする

  • 防水スプレーを事前に使用し、水の浸透を防ぐ

  • 夏場はトートバッグやハンドバッグに切り替える

  • 黒や濃い色の服を選ぶことで、万が一の色移りも目立ちにくくなる

革は使い続けるうちに、手垢や湿気などで繊維が緩み、水が浸透しやすくなっていきます。

トートバッグを触る男性

とくにトートバッグの持ち手など、手で触れることが多い部分は要注意です。

そんなときは、革用クリーナーで定期的に汚れを落とすのがおすすめ。

しなしなになってきた場合は、修理業者で持ち手を交換するという選択肢もあります。

革製品は手をかけることで、より長く美しく使い続けられるものです。

最後に

革を拭く様子

革の色移り対策において最も大切なのは、

  • 濡らさないこと

  • 強くこすらないこと

この2つです。

ちょっとした知識とケアで、大切なレザーアイテムを気持ちよく使い続けることができます。

この記事が、あなたの愛用する革製品のお手入れの参考となれば幸いです。


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