【HushTug】姫路レザーの耐久性を検証してみました!
こんにちは。HushTugデザイナーの中島です。
今回は、HushTugで使用している革の「耐久性」についてご紹介していきます。
HushTugの革の特徴や、どれくらいの耐久性があるのかを実験を交えて解説します。
実際に革を削ったり、水を垂らしてみたりして、どのくらいまで耐えられるのかを検証しました。
気になる方はぜひ最後までご覧ください!
使用している革の特徴

HushTugでは、「エヌシュリンク」と呼ばれる牛革を使用しています。
生産地は姫路で、表面には「片押し」と呼ばれる加工が施されています。
これは、プレス機でシボ模様を刻印することで、傷が目立ちにくくなる仕上げです。
また、なめし方は「クロムなめし」と呼ばれる方法で、顔料で染色されているため、表面の傷や水シミにも比較的強い革です。
耐久性の検証:引っかき傷・削れへの強さ

まずは、爪で表面を引っかいてみましたが、ほとんど傷がつきません。
軽い引っかき傷にはとても強い印象です。
ただし、壁などに擦れてしまったり、強く削ってしまうと表面が少し毛羽立つこともあります。
そういったときは「補色クリーム」を使うと目立たなくなります。

引用:https://saphir-jp.com/product/レノベイティングカラー補修クリーム/
今回は「サフィール」の補色クリームを使用して実演しました。
ティッシュでも問題なく塗ることができますが、塗るときは“薄く”がポイント。

厚塗りしてしまうと、乾いたときに風合いが硬くなってしまいます。
塗ったあとはしっかり乾かし、乾いた後にブラシで軽くこすると、もとのツヤ感が戻ってきます。
角の削れなども、こうしたケアで綺麗に保てますので、ぜひ試してみてください。
防水性の検証:水はどのくらい弾く?

続いて、防水性をチェックしてみました。
表面に水を垂らして10分ほど放置した結果……新品の状態ではしっかり水を弾いており、全く染み込んでいませんでした。
これは、クロムなめしによって表面に顔料が塗られているためです。
ただし、天然の革なので、長く使ううちに繊維が柔らかくなり、水の染み込みが早くなる可能性もあります。

引用:https://www.collonil.jp/product/water_stop
とくに、表面が削れた部分や角などは染み込みやすいため、雨の日に使用する予定がある方は、防水スプレーを事前にかけておくことをおすすめします。
スプレーを使えば、1〜2時間は撥水効果が持続します。
水に濡れてしまった場合の対処

濡れたときは、できるだけ早くタオルで拭き取ってください。
今回の検証では、10分間放置しても裏側まで染み込むことはありませんでしたが、30分以上放置すると染み込みが始まる可能性もあります。
もし濡れてしまった場合は、しっかり乾かしたうえで、クリームでケアしていただければ、風合いもある程度戻ってきます。
なお、防水ケアについてはこの動画でもご紹介していますので、そちらもぜひあわせてご覧ください。
まとめ

今回は、HushTugで使用している革の耐久性について解説しました。
この革は、傷・汚れ・水に比較的強い特徴を持っていますが、天然素材である以上、定期的なケアは欠かせません。
・表面が削れてしまったら補色クリームで対応
・水濡れは早めに拭き取る
・事前の防水スプレーで撥水性をキープ
こうしたお手入れをしていただくことで、革の美しさを長く保ち、より永くご愛用いただけます。
ぜひ丁寧にお手入れをしながら、HushTug製品を末永くお使いいただければ幸いです。
▼関連動画はこちら▼

HushTugは、オンラインストアに加え実店舗も展開しています。
その場で新品を購入することも可能ですので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
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