ボストン記事LP

今後のメンズバッグのトレンドは「トートバッグ」かも。国産の本革トートがいま選ばれている理由。

2024/02 HushTug編集部

はじめまして。HushTug(ハッシュタグ)というレザーブランドでデザイナーをしている中島と申します。

2019年の発売開始以来、HushTugでは多くのお客様に商品を手に取っていただきましたが、中でも選ばれているのが「トートバッグ」です。

以前はどちらかというと女性の使うイメージが強かったトートバッグですが、現在はプライベートでもビジネス用でもトートを選ばれるお客様が増えているように思います。

デザイナーとして企画をする中で、このトートバッグに関して今後も更に男性に浸透していくのでは？と考えたので、その理由をご紹介してみようと思います。

 

①メンズファッションの中性化

まず、今後もトートバッグがトレンドとなり得る理由の第一として「メンズファッションの流行が中性化している」ことが挙げられます。 

日本での流行の元となるような若者や芸能人のファッションはもちろん、海外でもLGBTQなどをきっかけとして意識が変わりつつありますよね。

過去数年で言えば小さいショルダーバッグであるサコッシュが流行したように、これまで女性的と考えられていたようなアイテムが男性のトレンドにも影響されています。

元々トートバッグ自体が、最近の日本では性別を問わないアイテムのようになっていましたが、手で持つだけでなく肩にかけられる利便性を考えると他のハンドバッグに比べてトートバッグが選ばれるという流行が加速していくのではないでしょうか？

流行商品のループ

「トレンドのアイテムはループを繰り返す」というのを聞いたことはないでしょうか？

バッグだけでなく、スニーカーやアウターなどを見ても、過去に流行したものが再び現代でも流行するというのは珍しくありません。

最近はお出かけの際に両手を空けられる快適さから、リュック/バックパックを持ち歩く方が最も多いですし、若者を中心にショルダーバッグを持ち歩く方も多いです。

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