【気づいたらカビが生えてた!】革製品の保管方法についてご紹介します。
こんにちは!HushTugの曲師です。
皆さんは、「久しぶりにバッグを取り出したらカビが生えて型崩れしてた…。」なんて経験はないですか?
今回は『バッグの保管方法』についてご紹介します。
この記事を読んで、正しい保管方法を覚えてお気に入りのバッグを長く使いましょう!
日頃の保管方法が大事
革製品を使用する上で、悩みやすいポイントのひとつが「保管方法」ですよね。
これは保管期間によって行う手順が異なります。まずは日頃の保管方法のポイントをお伝えします。
1.使わない日は休ませる
皆さんは仕事や休日で毎日使用するバッグをどのように保管していますか?
特に仕事で使うバッグだと
「また使うから荷物は入れっぱなし。」
という方も多いのではないでしょうか。
荷物を入れたままにしておくと、一部分に負荷がかかり、型崩れの原因となります。
なので休日などバッグを使わない日は、荷物を取り出すことである程度防ぐことができます。
また、新聞紙をや柔らかいタオルを入れておくと
- 湿気
- 虫
- 臭い
などの対策になります。
とはいえ休日の度に新聞紙を入れるのはなかなか面倒だと思うので、湿気が気になる時期や、気になったら入れるくらいで良いかもしれません。
そのかわり、型崩れは外見なので目立ちますし、みっともなく見えてしまう恐れがあるので荷物はしっかり取り出して休ませてあげましょう!
1ヶ月以上保管する場合
冠婚葬祭のような特別な日にだけ使うアイテムや季節に応じて使い分けているアイテムは長期的に保管することが多いです。
こういったアイテムは乾燥と湿気から守ることが一番大切です。そのため中身をすべて取り出して周りの汚れを落とし、オイルメンテナンスをしてから保管するのが理想です。
また型崩れを防止するためにタオルや新聞紙を入れ、ほこりがつかないように柔らかい布袋に入れて保管しましょう!
長期的な保管には適切な手順や準備するモノがありますのでご紹介します。
革製品を長期的に保管する時に必要なモノについて紹介します。
まだ準備できていないモノがある方はご参考にしてもらえれば嬉しいです。
1.馬毛ブラシ
革に付着しているホコリやゴミを落とす時に使用します。
普段使いしていると特に革が重なる部分やバッグの底などホコリが溜まりやすいためブラッシングをしてキレイにしましょう!
2.メンテナンスオイル
オイルメンテナンスでは主に水分や油分を補給することを目的としています。
長期的に保管する時は乾燥しやすいためオイルメンテナンスをすることをオススメしております。HushTugではミンクオイルを推奨しておりますが、皮革用のメンテンスクリームであればOKです!
3.布(乾拭き用)
オイルメンテナンスをする時に仕上げで使用する乾拭き用の布。
オイルを塗った際に出た余分な油分を拭き取るための布で余ったオイルは汚れやカビの原因にもなりますのでしっかり拭き取るようにしましょう!
素材は綿であれば着なくなったTシャツとかでも代用出来ます。
4.中に入れるタオル / 新聞紙
長期保管する上で型崩れやカビを予防するために使用します。
新聞紙は湿気を取ってくれるだけでなく、防臭効果もありますのでオススメです!裏地への色移りが心配な時は布で包むと安心です。
5.布袋
保管中にホコリや汚れから守る役割があります。
こちらは革製品を購入した時に付いてくる布で大丈夫です。もし捨ててしまった場合は通気性の良い布地であれば何でも代用可能です。
保管用の袋はビニール素材のモノは避けるようにして下さい。
通気性が悪く、湿気がこもりカビの原因になります。注意しましょう!
革製品の保管方法 / 手順
革製品を長期的に保管する時の手順について紹介します。
正しい手順に沿って次に使用する時に備えましょう!
1.オイルメンテナンス
具体的なブラシのかけ方やオイルの塗り方などを動画でわかりやすく紹介しています。
メンテンナスを行う時に見ながら実践してみて下さい!
2.新聞紙やタオルを入れる
湿気と型崩れを防止のため、革製品の中に丸めた新聞紙やタオルを入れていきます。
1ヶ月以上、保管する場合は定期的に中の新聞紙やタオルを入れ替えましょう。
特に梅雨の時期は普段よりも湿気が多くなるため1〜2週間に一度は交換すると安心です。また虫よけに防虫剤を使用する際は革製品の中に直接入れるのではなく周りに置くことをオススメします。
3. 袋に入れて風通しのよい場所で保管する
革製品を保管用の袋に入れて保管します。
保管する場所は高温多湿な場所を避け、日光のあたらない風通しのよいところが理想です。
また型崩れしないように革製品は縦向きで置くのが基本で吊るし置きは控えてください。
バッグのハンドルやベルトのような革だと長期保管中に革が伸びてしまうこともあります。出来るだけ縦置きで保管するようにしましょう!
正しい保管でキレイな状態を保とう
今回は革製品の保管方法について紹介しました。
普段使いから定期的に革を休ませることで革の負荷が軽減されます。
このブログを読んでいただき、革製品に気を配っていただけたら嬉しいです!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
HushTug 曲師