【革が乾燥でカサカサに?】ヒビ割れにならないためのメンテナンス方法を紹介します。

こんにちは!
HushTugの曲師です。

関東は最近、比較的過ごしやすい気温でしたが、天気予報によりますと12月1日から急激に気温が下がり、一気に師走らしい寒さになる予報です。

また、寒くなると本格的に空気が乾燥し始めます。

レザー製品も人間の肌と同じく、冬の乾燥する時期は定期的にメンテナンスを行わないと革の表面がカサカサになり、ヒビ割れの原因になります。

そこで、今回はレザー製品を乾燥を防ぐための『オイルメンテナンス方法』をご紹介します!

普段あまりメンテナンスをしない方でも簡単にケアすることが出来ますので興味がある方はぜひお試し下さい。

また、動画でもブラシのかけ方やオイルの塗り方などをわかりやすく紹介しています。

動画で確認したい方はこちらからご確認いただけるのでご視聴ください。

 

1.お手入れをする前に

お手入れを始める前にまずは事前に用意する道具を簡単にご紹介します。
必要な道具をしっかり準備してから実践しましょう!

<用意するモノ> 

・ミンクオイル
オイルメンテナンスでは主に水分や油分を補給することを目的としています。
HushTugではミンクオイルを推奨しておりますが、皮革用のメンテンスクリームであればOKです!

ミンクオイルをAmazonで確認する


・馬毛ブラシ
普段使いしていると革が重なる部分やバッグの底などホコリやゴミが溜まりやすい部分の汚れを落とすために使います。

馬毛ブラシをAmazonで確認する


・布(乾拭き用)
仕上げに使う用の布になります。
オイルを塗った際に出た余分な油分を拭き取るための布です。
素材は綿であれば着なくなったTシャツとかでも代用出来ます。

 

2.お手入れ方法 / 手順

必要なモノが準備出来ましたら実際にお手入れをしていきます。
ケアの手順は全部で4ステップありますので順番にご紹介していきます。

ステップ1:ブラッシング

馬毛ブラシを使ってバッグ全体をブラッシングしていき、バッグに付いたホコリや汚れを落としていきます。

<ポイント>
バッグの底や革が重なる部分は特に汚れやゴミが溜まりやすく、念入りにブラッシングしましょう!

ステップ2:オイルを塗る

バッグに付いた汚れを落としたら次にオイルを塗っていきます。
オイルはコーヒー豆1粒分ぐらいを指で取り、薄く伸ばしていきます。

<ポイント>
HushTugではオイルを塗る時に素手で塗ることをオススメしています。
塗り過ぎの防止や手の体温でオイルが溶け、革に浸透しやすくなるためです。

もちろん、素手で塗ることに抵抗がある方は布などを使用してもOKです!

ステップ3:オイルを馴染ませる

バッグ全体にオイルを塗ったら15分〜30分ぐらい風通しのよい場所で時間を置きオイルを馴染ませます。

バッグの底もオイルを塗っているため吊るしておくことをオススメします。

 

ステップ4:仕上げの乾拭き

最後に余分な油分を拭き取ります。

拭き取らずに使用すると服に付いたり、汚れの原因になりますので必ず拭き取るようにしましょう!

最後に

今回は革のオイルメンテナンスについてご紹介しました。

普段からメンテンスをしない方でも簡単にできるのでお時間がある時に革の油分を補給して乾燥から革を守ってあげましょう!

またこのケア方法は基本的な革のオイルメンテナンス方法になります。
他の革製品にも使える内容になっていますのでぜひこの機会にオイルメンテナンスに挑戦してみて下さい。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

HushTug 曲師

 

P.S.

12月から雪が降る地域も増えてくるかと思います。

雪対策として防水メンテナンスの動画が参考になると思うので、降雪地域の方はぜひこちらもご視聴ください。