乾燥の季節にオイルメンテナンスをしよう

こんにちは!

HushTugの曲師です。

最近は空気が乾燥していて、ハンドクリームが欠かせない日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

乾燥していると、レザー製品も同じように、乾燥によるダメージを受けていることがあります。

レザー製品は、長く使うほど美しい色合いに変化したり、耐久性もあるため、長年使用できることが魅力ですよね。

ただ、メンテナンスしておかないと革が傷み、寿命が短くなる恐れも。

そこで、今回はレザー製品をより長くキレイな状態で使っていただくための『オイルメンテナンス方法』をご紹介します。

普段あまりメンテナンスをしない方でも簡単にケアすることが出来ますので興味がある方はぜひお試し下さい。

メンテナンスって必要なの

まず、レザー製品ってそんなにメンテナンスしないとダメなのか?

って思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そもそもレザー製品は動物の皮からできており、製品として長く使えるように、職人の手によって革へと変身しています。

このため、革は呼吸する素材であり、使用状況や環境に合わせて水分を吸収したり放出したりしています。

 

冬のように乾燥している季節では、レザー製品も乾燥しすぎて、ひび割れができてしまうことも。

さらに、乾燥した状態で水や汚れが付着すると、劣化はさらに進行してしまいます。

ひび割れが発生した部分は基本的には元の状態に戻せないため、メンテナンスがとっても大切なのです。

メンテナンスすることで、大切なレザー製品を長く綺麗な状態で使うことができますので、一緒にオイルメンテナンスをしていきましょう。

 

レザーメンテナンスに必要なもの

お手入れを始める前にまずは事前に用意する道具を簡単にご紹介します。

必要な道具をしっかり準備してから実践しましょう!

ミンクオイル

オイルメンテナンスでは主に水分や油分を補給することが目的

HushTugではミンクオイルを推奨しておりますが、皮革用のメンテンスクリームであればOKです!

 

馬毛ブラシ

普段使いしていると革が重なる部分やバッグの底などホコリやゴミが溜まりやすい部分の汚れを落とすために使います。

→ 馬毛ブラシを見る

 

布(乾拭き用)

オイルを塗った際に出た余分な油分を拭き取るための布です。私達は上の写真のものを使用していますが綿素材であれば基本的には何でも大丈夫です。

これらはレザーケアで頻繁に使われるので、持っておくことをオススメします。

素材は綿であれば着なくなったTシャツとかでも代用可能です。

 

オイルメンテナンスのお手入れ手順

必要なものの準備ができたら、オイルメンテナンスをしていきましょう。

オイルメンテナンスの手順は以下の4ステップ。

1.ブラッシング

2.オイルを塗る

3.オイルを馴染ませる

4.仕上げの乾拭き

具体的なブラシのかけ方やオイルの塗り方などをこちらの動画でわかりやすく紹介しています。

メンテンナスを行う時に動画を見ながら実践してみて下さい!

 

ステップ1:ブラッシング

馬毛ブラシを使ってバッグ全体をブラッシングしていき、バッグに付いたホコリや汚れを落としていきます。

強く押し付けず、優しくなでるようにブラッシングしましょう。

<ポイント>

バッグの底や革が重なる部分は特に汚れやゴミが溜まりやすく、念入りにブラッシングしましょう!

ステップ2:オイルを塗る

バッグに付いた汚れを落としたら次にオイルを塗っていきます。

オイルはコーヒー豆1粒分ぐらいを指で取り、薄く伸ばしていきます。

<ポイント>

HushTugではオイルを塗る時に素手で塗ることをオススメしています。

塗り過ぎの防止や手の体温でオイルが溶け、革に浸透しやすくなるためです。

もちろん、素手で塗ることに抵抗がある方は布などを使用してもOKです!

ステップ3:オイルを馴染ませる

バッグ全体にオイルを塗ったら15分〜30分ぐらい風通しのよい場所で時間を置きオイルを馴染ませます。

バッグの底もオイルを塗っているため吊るしておくことをオススメします。

ステップ4:仕上げの乾拭き

最後に余分な油分を拭き取ります。

拭き取らずに使用すると服に付いたり、汚れの原因になりますので必ず拭き取るようにしましょう!

 

 さいごに

今回は革のオイルメンテナンスについてご紹介しました。

これまでメンテンスをしたことがない方でも簡単にできるので、お時間がある時に大切なレザー製品に油分を補給し、乾燥から守ってあげましょう!

 

また、今回ご紹介したケア方法は基本的な革のオイルメンテナンス方法です。

他のレザー製品でも使えるケア方法ですので、ぜひこの機会にお持ちのレザー製品のオイルメンテナンスに挑戦してみて下さい。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

HushTug 曲師

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