【ボディバッグ2ndサンプル完成!】サンプル製作の裏側をご紹介!

こんにちは!HushTugのハリウナーです!

本日はボディバッグの2ndサンプルを紹介しながら新商品開発の生産背景を紹介していきます。

新商品の開発はモンゴルの工房へデザイン、サイズ、部品など全ての細かい情報を日本のチームが提案し、それから随時相談しながら制作を進めています。

1回目の提案でサンプルを完成させることは出来ないため、おおよそ3〜4回の改善を繰り返し最終サンプルが完成します。

納得のいくデザインと機能性が両立できて、日本チームのメンバーが実際に使用して問題がなければ商品化されます。

それでは早速2ndサンプルの改善風景を見ていきましょう!

改善点の共有

実は先月モンゴル工房でボディバッグの1stサンプル作って日本に送っていました。

そして日本のチームは実物を見ながら改善点を出してもらい、その後モンゴルでまた相談して改善を進めていきます。

(ボディバッグ1stサンプル)

技術責任者のフルレーさんに技術的な部分を確認してもらい、日本側の改善案を実装していきます。

(ボディバッグの改善点を現地スタッフの川田が共有しているところです)

Auto Cadでのパターン作成

パターンとは簡単に言うと「製品を作るための設計図」のことです。

パターンは紙に書いて作ることが多いですが、僕たちは細かいサイズの間違いを防ぐためにコンピューターツールの「CAD」というものを使用しています。

(Cadの作成の背景)

紙パターン作成

CADでのパターンが完成したら紙にうつしていきます。

紙パターンはトートバッグやリュックなど、既存の製品を作る時に使用されますし、バッグの大量生産時に革をカットする刃型を注文する時に紙パターンを使って発注しています。

(紙パターンを作っているところです)

(紙パターンの完成時)

改善の手順をご紹介

1stサンプルからの4つの大きな変更点を解説していきます。

改善点1:マチのサイズを広げる

上記画像で縫っているのがマチの部分です。1stサンプルより30%ほど広くしてます。

広くすることで収納力アップを狙っています。

改善点2:ファスナーの可動域を広げる

 

ファスナーを少し長くして1stサンプルより広がるようにしました。

両側から大きく開けることが出来るため、荷物の出し入れ時に使いやすくなっています。

改善点3:背中側のファスナーのデザインの改善

裏側に2つのファスナーをつけて背中側の収納力アップを狙いましたが、ちょっとデザインが微妙なので次の改善で恐らく変更になります(笑)

改善点4:ショルダーストラップもレザーに変更

ショルダーストラップもレザーを使用することで高級感が出るようにしました。

そして2ndサンプルの完成です!

※ 前から撮った画像です。

※横から撮った画像です。

※裏側から撮った画像です。

ついに生産が完了し、サンプルが綺麗に出来上がりましたよー!

以前より使いやすく改善されていて、しかもフルレザーになってるので1stサンプルよりカッコいいですね!♡

横から撮影しながらずっと見ていたんですが、本当にいい体験できたなぁと思いました!

それでは早速日本へ発送します。

今回は2ndサンプルの改善点、生産背景を少しでも伝えられたらいいなと思って書きました。

もしまた改善することになり3rdサンプルを作ることになったらまた紹介したいと思います!

これからもたくさんの新商品生まれるように頑張ります!

HushTug
ハリウナー

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