【1つでも知っていたらモノ知り!】モンゴルの食文化をご紹介!

こんばんは、HushTugモンゴル責任者の川田です。

本日はモンゴルの食文化をご紹介します!

遊牧文化のモンゴルは魚料理はほとんど無く、羊などを中心とした肉食の文化です。

この記事では食堂で出るような料理や伝統料理などを写真付きで紹介していきますね。

モンゴルで日常的に食べるお肉は羊が多く、日本のように調味料が豊富にあるわけではないので塩だけの味付けの料理が多いです。

ただし、お肉自体の味が濃いので塩だけでもかなり美味しく、僕は日本料理を除けばモンゴル料理が1番好きです^^

それでは、まずは日本で言うと「焼きうどん」に似ている「ツォイワン」のご紹介です。

材料は小麦粉、じゃがいも、人参、肉(羊や牛)を使っています。うどんに比べるとパサパサした食感の麺ですが、伝統料理+原価が安いためモンゴル人は本当によく食べます。


食堂だと1食200円前後です。

続いては「ホーショール」の紹介です。

日本の揚餃子を大きくしたものという表現が1番しっくりきますね。羊肉を小麦粉の皮でつつみ油で揚げたものになります。

毎年7月に開催される、1年に1度のお祭り(ナーダム祭)の時にはこのホーショールを参加者の多くが食べます。

ナーダムの時に食べるものは特別で、満月形のホーショールを作ります。

1つ30〜40円くらいで2つ食べたらお腹いっぱいになりますね。

次は「ボーズ」の紹介です。


モンゴル料理と言えばボーズと断言してもいいくらいTHEモンゴル料理です。

小籠包を大きくしたものだと表現すれば想像しやすいでしょうか。

旧正月の時に各家庭で1,000個以上のボーズを手作りして来客者(ゲスト)に振る舞うことが恒例行事となっています。

このように本来はおめでたい席で食べるものでしたが、近代化が進み食堂などでも気軽に食べられるようになったようです。

食堂で食べると1つ30円前後です。

続いて紹介する料理は羊肉の炒めものです。

上下の写真は同じ料理を違う店で頼んで出てきたものです。

お店によってボリュームや盛り方が様々ですが、濃いめの味付けで若者向けの料理だと個人的には思います。

食堂で食べると1食300〜500円前後でモンゴルの中ではちょっとだけ高いですね。

( ↑ こっちはかなりボリューミーで脂っこいです。笑)

最後は僕の1番好きな「グヤーシュ」を紹介します!

これは羊肉の煮込み料理です。ロシアから伝わってきた料理のようで、モンゴルの食堂にはだいたいあります。

これも食堂によって味がかなり違い、塩味だったり、ビーフシチューのような味だったりします。

僕はビーフシチュー系が好きで、一時期は毎日のように食べていました。

こちらも1食300〜500円くらいですね。

おまけとしてモンゴルの飲み物もご紹介します。

上の写真はどこにでもある普通のLIPTONですが、モンゴルの食堂では紅茶を頼むとこのような形で出てきます。

日本に比べるとちょっと雑な感じだったので最初は驚きました。笑

そしてこちらが「スーテーツァイ」という飲み物で、直訳すると牛乳入りのお茶です。

見た目はミルクティーですが、なんとこれには塩が入っているため慣れるまでは奇妙な味に困惑します。

モンゴルでは自宅への来客者には必ず最初にこのお茶を出すくらいメジャーな飲み物です。

以上で、モンゴルの食文化の紹介は終了です。

日本とは違った食文化で、特に肉を中心とした食事なので時々無性に魚を食べたくなりますが味付けは本当に美味しいものばかりなので、ぜひ日本でもモンゴル料理店に行って堪能してみてください。

川田大貴

コメントを残す

コメントは承認され次第、表示されます。