モンゴルの伝統的なお祭り「ナーダム」の過ごし方!

こんにちは!HushTugのハリウナーです。

今回のブログではモンゴルの文化である伝統的なお祭り「エリーン グラバン ナーダム」の過ごし方について話したいと思います。

「モンゴルの7月といえばナーダム」と言っても良いくらいナーダムはモンゴルの伝統的なお祭りの1つです。

「エリーン グラバン ナーダム」を日本語に訳すと男子の3つの遊びという意味です。

この3つの遊びには「モンゴル相撲」「長距離競馬」「弓射」が入ります。それではナーダムの過ごし方について更に詳しく話していきます。


目次
・ナーダム&Covid-19
・ナーダムの過ごし方
・最後に

ナーダム&Covid-19

「世界中でCOVID-19がまだ落ち着いていないのに「ナーダム」を開催して大丈夫なの?」

と思う方もいらっしゃると思いますが、今年のナーダムの過ごし方はいつもと比べてかなり違いました。

まずはじめに普段のナーダムの過ごし方について話したいと思います。

ナーダムでは3つのスポーツ大会を幅広く行い、優秀な相撲取り、馬と騎手、弓射選手を宣伝しています。

毎年ナーダムの開会式を見に来る外国人やモンゴル人の観光客が大勢います。開会式では1時間くらい続くモンゴルの伝統的な音楽、踊りが鑑賞できるからです。

しかし、今年はコロナの影響で観光客が来れなくなってしまい、多くの人が同時に集まってはいけないため観戦者がいないナーダムを開催することになってしまいました。

その結果、開会式やモンゴル相撲などはFacebookライブで観るような形で今年のナーダムは開催されました。

今年のナーダムの過ごし方について

今年はナーダムの開会式を近くから鑑賞できないし、ナーダムのご馳走(ホーショール)も食べれないので地方旅行行ってきました。

特に今年はネット中継だったこともあり例年より相撲を見たり、開会式を見たりする人より地方旅行に出かける人の方が多い印象でした。

モンゴルで地方旅行したいなら、故障しないようなしっかりした車を持たないとかなり苦労します。

モンゴルの田舎道(特に大自然の方に向かう道)は自然のままで舗装されておらず道路が作られていません。そのような道を往復で1,000km以上走るので普通に壊れます(笑)
 
※写真の緑ではない土の部分が田舎の道です。場所:ウブルハンガイ県

いつもは家族で地方に行きますが、今年はたまたま工房長のチムゲさんと一緒に旅行することになりました。

私たちが向かった先はウランバートルから約500キロ離れてる ウブルハンガイ県という場所で山と川が多くて景色がすごく綺麗だと聞いて行くことに決めました。

ちょうど車で走っている途中で地方のナーダムが行われており、長距離競馬してるところと遭遇しました。長距離競馬と出くわすことはなかなか無いので、みんなラッキーだと喜んでいました^^

※エルデネサント村でのナーダムの長距離競馬

モンゴルで初めて滝を鑑賞しました!

私は親の実家以外の地方旅行をしたことなくて、今回初めて知らない田舎へ行ってきました。初めてモンゴルの滝を見るのがすごく楽しみでした。この滝の名前は「ウラーンツゥタガラン」と言います。モンゴル第2位の高さの滝です。


現地の遊牧民の家「モンゴルゲル」に泊まりました!

旅行3泊の中で1泊は遊牧民のゲルにお邪魔しました。その時にその地方のご当地料理を作って貰いました。

肉スープに麺を入れていましたが、味が酸っぱくてヤクの乳から作られてるアールツというものが入っていました。

アールツ入りのご飯を食べるのが初めてだったので少し驚きました(笑)
 
※私たちが泊まった遊牧民のゲルです。

※遊牧民が育てるヤクです。

登山の道も自然のまま!

日本で登山をしている時は大体道路が作られているし、石階段があったりしますよね。モンゴルの場合は地方だけでなくウランバートルの山も登山道が自然のままです。

今回は山の上にあるお寺を見るために約往復7キロの距離を登山しました。昔のお坊さん「ザナバザラ」様が瞑想生活をしていたお寺で観光者が良く来る歴史的な場所です。

※「トブヘン寺」

※馬で登山してる人も多かったです。

最後に

夏の景色を3泊かけてゆっくり鑑賞することができて、とても素敵な旅行でした。モンゴルの地方は人の手が加わらずに大自然ままのところが多いです。

モンゴルの自然に出たら何も考えられず、まるで瞑想してるように頭を休ませることができるので私は地方のこのようなところが大好きです。

※モンゴル大草原を自由に走っている馬です。

また来年も行ったことがない地方へ大自然を感じる旅行に行きたいなと思いました♪
 
HushTug
ハリウナー
 

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