【革に優しい保管方法】カビや型崩れを予防しよう!

こんにちは!HushTugの中島です。

今回は梅雨入り前の『バッグの保管方法』についてご紹介します。
正しく保管することでカビや型崩れを予防でき、長く革製品を愛用することができます!

長く革製品を愉しむために正しい保管方法を覚えましょう。

革製品の保管期間を確認しよう

革製品を使用する上で、悩みやすいポイントのひとつが「保管方法」です。
梅雨の時期や夏の猛暑日など長期的に使用しない時にカビや型崩れを防ぐために正しい保管方法を知っておき、次に使用するときに備えましょう!

保管期間によって行う手順が異なります。まずは保管する期間をしっかり把握して適切な保管方法を選びましょう。

1.毎日の保管方法(短期間)

皆さんは仕事や休日で毎日使用するバッグは普段どのように保管していますか?
保管というと少し大げさですが、使用後は少しでもバッグを休ませることが重要です。

使わない時は中に収納している荷物を出し、代わりに新聞紙や柔らかいタオルを入れておくと湿気や虫、臭いの原因を取り除くことができます。
バッグへの負荷を軽減させることで型崩れの防止にも繋がりますので使用しない時はなるべく休ませることを心がけましょう!

2.長期的な保管方法(長期間)

冠婚葬祭のような特別な日にだけ使うアイテムや季節に応じて使い分けているアイテムは長期的に保管することが多いです。

こういったアイテムは乾燥と湿気から守ることが一番大切です。そのため中身をすべて取り出して周りの汚れを落とし、オイルメンテナンスをしてから保管するのが理想です。
また型崩れを防止するためにタオルや新聞紙を入れ、ほこりがつかないように柔らかい布袋に入れて保管しましょう!

長期的な保管には適切な手順や準備するモノがありますのでご紹介します。

長期的な保管をする前に準備するモノ

革製品を長期的に保管する時に必要なモノについて紹介します。
まだ準備できていないモノがある方はご参考にしてもらえれば嬉しいです。

1.馬毛ブラシ

革に付着しているホコリやゴミを落とす時に使用します。
普段使いしていると特に革が重なる部分やバッグの底などホコリが溜まりやすいためブラッシングをしてキレイにしましょう!

2.メンテナンスオイル

オイルメンテナンスでは主に水分や油分を補給することを目的としています。
長期的に保管する時は乾燥しやすいためオイルメンテナンスをすることをオススメしております。HushTugではミンクオイルを推奨しておりますが、皮革用のメンテンスクリームであればOKです! 

3.布(乾拭き用)

オイルメンテナンスをする時に仕上げで使用する乾拭き用の布。

オイルを塗った際に出た余分な油分を拭き取るための布で余ったオイルは汚れやカビの原因にもなりますのでしっかり拭き取るようにしましょう!
素材は綿であれば着なくなったTシャツとかでも代用出来ます。 

4.中に入れるタオル / 新聞紙

長期保管する上で型崩れやカビを予防するために使用します。
新聞紙は湿気を取ってくれるだけでなく、防臭効果もありますのでオススメです!裏地への色移りが心配な時は布で包むと安心です。

5.アイテムを包む袋

保管中にホコリや汚れから守る役割があります。
こちらは革製品を購入した時に付いてくる布で大丈夫です。もし捨ててしまった場合は通気性の良い布地であれば何でも代用可能です。

保管用の袋はビニール素材のモノは避けるようにして下さい。
通気性が悪く、湿気がこもりカビの原因になります。注意しましょう!

革製品の保管方法 / 手順

革製品を長期的に保管する時の手順について紹介します。
正しい手順に沿って次に使用する時に備えましょう!

1.馬毛ブラシで汚れを落としオイルメンテナンスをする

保管する前に大切なポイントは、汚れが付いたまま保管しないことです。
長期的に保管する場合、汚れが残っているとカビや革の劣化の原因になります。馬毛ブラシを使ってほこりや汚れを取り除きましょう!頑固な汚れがある場合は革用のクリーナーを使うのも効果的ですので必要に応じて使用するようにしましょう。

ホコリや汚れを落としたら次にメンテナンスオイルを使って革の表面を保湿します。メンテナンスオイルを塗り過ぎるとカビの原因になるため余分なオイルがある場合はしっかり乾拭きして拭き取るようにして下さい。

メンテナンスオイルを使った詳しいケア方法はこちらからご確認頂けます。
オイルメンテナンス方法

2.新聞紙やタオルを入れる

湿気と型崩れを防ぐため、革製品の中に丸めた新聞紙やタオルを入れていきます。
長期間保管する場合(1ヶ月以上)は定期的に中の新聞紙やタオルを入れ替えましょう。

特に梅雨の時期は普段よりも湿気が多くなるため1〜2週間に一度は交換すると安心です。また虫よけに防虫剤を使用する際は革製品の中に直接入れるのではなく周りに置くことをオススメします。

3. 袋に入れて風通しのよい場所で保管する

革製品を保管用の袋に入れて保管します。
保管する場所は高温多湿な場所を避け、日光のあたらない風通しのよいところが理想です。
また型崩れしないように革製品は縦向きで置くのが基本で吊るし置きは控えてください。

バッグのハンドルやベルトのような革だと長期保管中に革が伸びてしまうこともあります。出来るだけ縦置きで保管するようにしましょう!

正しい保管方法を実践してキレイな状態を保とう

今回は革製品の保管方法について紹介しました。
これから梅雨の時期に入り、湿度が高くなります。革製品は湿気に弱いので湿気対策をして梅雨の時期を乗り切りましょう!

また普段使い時でも定期的に革を休ませることで負荷が軽減されます。
革製品を長く使用するためにこの機会に少し革製品に気を配ってみるのも良いかもしれません。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

HushTug 中島

1件のコメント

ありがとうございます。
先日のバッグは仕事にもプライベートにも活用しています。

お手入れ方法、保管方法など参考になりました。
応援しています。

福田 豊彦 2021年 5月 09日

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