合理性を捨てて、唯一無二の個性を得たバッグ

こんにちは!HushTugの加瀬です。

基本的にビジネスマンからの評判が良いHushTug製品。

その中でも、マニアから大絶賛されているバッグがあるのをご存じでしょうか?

その名も「オーバーレイバックパック」

実はこの製品、今までの製品とは違った過程で制作された製品なのです。

今回はこのオーバーレイバックパックの魅力を、製品の制作過程を通してお伝えします。

HushTug製品が生まれる時とは?

基本的にHushTugの製品の制作は、
会議を通して社員から案をもらったり、市場の情報を調べてみたりなど。

根源的には「お客様は何を求めているのか?」からスタートしていきます。

しかし、オーバーレイバックパックは
いわゆる「お客様の声」を全く取り入れずに制作が開始されました。

デザイナーの「こんなバッグがあったら良いな」を突き詰める

オーバーレイバックパックの原点。

それは、HushTugの製品開発者でありデザイナーの中島が
「こんなバッグがあったら良いな」を徹底して突き詰めたことです。

先ほど挙げた、お客様の声を聞いて製品を作り始めるやり方とは全くの逆。

「とにかく自分が良いと思うものを作って販売しよう」という考えのもと、
新しいバックパックの制作がスタートしました。

あえて無駄を省かない制作過程

そんなオーバーレイバックパックですが、制作過程の特徴としては
「デザイン面にとにかく一切の妥協をしていない点」になります。

もちろん、他の製品もデザインは追求していますが、追求の仕方が違います。

他の製品の制作過程では
「値段を落とすために不必要な部品がないか?」を調べ、無駄を省く作業が入っています。

しかし、オーバーレイバックパックに関してはその工程も入れていません。

「とにかく欲しい!と思うデザインのものを作る」

その一点のみを軸に制作されました。

効率化とは程遠いデザイン

デザインとして

  • 上の口を絞るような設計で、絞る紐もレザー
  • 口をふさぐための蓋もレザーで大きく制作する

など、本来であればHushTugが作らない構造をオーバーレイバックパックには盛り込んでいます。

実はこの紐で口を絞るような構造は、効率化の観点からだと、まず採用されません。

利用するレザーも多くなるし、加工の手間も増えてしまうからです。

 

合理性を捨てた結果、唯一無二の個性のカバンに

そんな姫路レザーを贅沢に使ったデザインのオーバーレイバックパックは、
HushTugの中で隠れたヒット商品になりました。

実はショールームで良さを語ってくれるお客様が多く、

「街中で被ることが一切ないバッグ」

というのはバッグ好きの方からすると、非常に重要なポイントとのことです。

HushTug史上最も贅沢なバッグを、ぜひ一度堪能していただければ幸いです。

 

最期に

本日は、「オーバーレイバックパック」についてご紹介いたしました。

常に「シンプルであること」をコンセプトにおいてきたHushTugにとって、
徹底してデザインを追求した製品を作ることは、一つの新しい取り組みでもありました。

HushTugの製品には一つ一つの製品に特有の制作エピソードが存在します。

ご購入いただいた製品の歴史を是非知ってもらえればと思いますので、
今後のブログも楽しみに読んでいただければ幸いです。

 


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