2019年 10月 05日
生産現場から解説するシリーズ:トートバッグ
こんにちは!
HushTugの川田です!
今回はHushTug製品第1弾のトートバッグの特徴と制作における工夫を少し書いていこうと思います。
今回はHushTug製品第1弾のトートバッグの特徴と制作における工夫を少し書いていこうと思います。
HushTugのトートバッグの特徴は大きく4つ
①究極にシンプル
②内側のポケットは多めに
③バッグが立つマチの大きさ
④13~15インチのノートパソコンが収納できるほど大容量
①究極にシンプル
HushTugのトートバッグは金具を一切使わない超シンプルなデザインとなっております。
ビジネスシーンやプライベートはもちろん、子供の入学式など活用できる範囲がかなり広くなっています。
そのシンプルさを実現するために細かいところまで気を配って設計しております。
例えば持ち手の部分ですが、シンプルさを追求するために持ち手が内側に入り込んだデザインとなっております。
これ、外側に出したほうが強度としては安心感が出ますが、そうすると全面に凹凸が出てしまいます。そのため、持ち手部分の縫製は面倒ですが、四箇所を二重縫製にし、強度を保つように工夫がされています。
その他にも、HushTugではゴールドファスナーを採用していますが、このファスナーも見えないようにするために、ファスナー部分が内側に凹むように設計しています。こうすることで外側から見た時に装飾が一切なく、シンプルに見えるようになっています。
また、ブランドを象徴するための”ロゴ”も表側には出さないようにしております。Appleでさえもロゴは外側に必ずついていますが、HushTugではそれすらも見えないようにすることでシンプルさを追求しました。
②内側のポケットは多めに
シンプルさを追求すると同時に機能性も追求も怠りません。ポケット2つとファスナーポケット1つの計3つのポケットが付いております。ファスナーポケットがあることで貴重品など入れることが可能になりますし、バラバラになる小物もスッキリと収納できるようになります。
ファスナーポケットに関してですが、普通に作るとファスナーって意外とヨレてしまうことが多いため、ヨレないように芯材を挟んでいます。これによって圧力がかかっても形状維持出来て、見た目もシャキっとなるように工夫しています。
③バッグが立つマチの大きさ
モンゴルレザーは固くて丈夫なのが特徴の一つですが、それを活かすという意味でも使いやすさの面からもバッグが自立するように設計しました。
最初は革が硬いので大丈夫ですが、革というのは使っていくうちに柔らかく馴染んでくるので、いつまでも自立出来るように芯材を入れております。また底にはモノを入れた時に圧力がかかる場所なのでそれも考慮して、スポンジっぽいけど硬めの芯材が入っています。
④13~15インチのノートパソコンが収納できるほど大容量
例えば、A4ファイル、本、手帳、ボールペン、ノートパソコン(13インチ)、カーディガン、カードケース、香水、名刺入れ、鍵、長財布、タンブラーが収納できるほど大容量に設計しています。
大容量といってパンパンにモノを詰め続けてしまうと革が伸びてしまい、形が崩れてしまう可能性があるので、革を伸びにくくするために柔軟性のある芯材を貼っています。無理に詰め過ぎたりすると芯材自体が中で破れたりする可能性はありますが、そうしなければ大丈夫なので、長く同じデザインで使えるようになっております。
以上生産現場から見たトートバッグについてでした!
快適に、長く使えるための工夫が詰まっている商品の一つなのでぜひ手にとって見てください!
そして!本日のモデルは技術責任者のフルレでした!
モンゴルは初雪が降り、一気に寒くなりましたがみんな元気に生産しております!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
HushTug 製造責任者
川田 大貴