今年1年の振り返り
こんにちは!
HushTugのハリウナーです。
2019年もあと数日で終わりですね!
今年の1年間は色々な事があり過ぎてあっという間でした。それほど充実していた1年間でした。
皆さんは今年1年間どんな年でしたか?
私たちは失敗も成功もたくさん経験し、ある意味いい1年間だったと思います。
今日はHushTugモンゴル側の今年最後の出勤日です。
ようやく生産も落ち着き、一息ついたので今回は1年間を振り返ってみることにします。
今年の初め(2019年1月頃)の自分のことを振り返って見るとHushTugの社員になって3ヶ月が経ったばかりの新入社員で、経歴ゼロ、日本語レベルは日常会話しかできないなど一言でいったらまだ「子供」だったと思います。
そんな私がHushTugでの仕事を通してたくさん成長させてもらいました。
その一部を紹介できたらと思います。
工房での通訳
日本語を喋るのが好きで通訳の仕事を選びました。
HushTugに入社した当初はまだ帰国したばかりで通訳経歴もなく、日本語も日常会話しかできないレベルだったので仕事として通訳をするのがすごく大変でした!
仕事をする前の通訳のイメージは言われた事をそのまま訳せば良いのだと思っていました。
でも実際はモンゴルの職人と日本人の川田さん達が問題なくコミュニケーションを取れるように微妙なニュアンスを汲みとる事が一番難しかったです。
私がどんな風に伝えるかによって仕事の進むスピードも変わってくるのですごく責任のある仕事だと思いました。
異文化や考え方の違い、人によって仕事に対する態度など色々考えて通訳をしなければいけなくてこの1年間たくさん失敗もしましたが、良い経験になりました。
今ではモンゴル工房以外にも革の仕入れ時の通訳もできる様になってやっと通訳者としてスタートラインに立てたと思います。
日本へ送る輸出業務
輸出業務と言っても仕事は日本に商品を送るだけではありません。
もちろん最初はゼロからのスタートだったので配送業者を調べたり、配送に使うダンボールを探したりと配送に必要なモノを準備することからはじめました。
周りのみんなが助けてくれたからこそ日本への配送ができています。
( DHLでの配送の様子 )
来年はこのダンボール数がもっと増えるといいな!
1年前は月にバッグの輸出が40個くらいしかできてない状況でしたが、今では月600個くらい無事に輸出できるようになっています。
来年はもっと輸出できる様に頑張ります!
モンゴル会社のマネージャー
今年から通訳の仕事以外にマネージャーの仕事もやっています。
もちろんマネージャーの知識、経験は全くありません。笑
川田さんのビザを調べることや会社の書類、契約書の確認、弁護士や会計士との通訳から新入社員の面接まで様々な業務をやってきました。
日本のマネージャーでもここまではやっていないんじゃないかと思う事までやっています。
そのおかげでモンゴルで会社作る時の必要な情報や日本人のビザの取り方など様々なことについて知識をつける事ができました。
今後、他の日本人の方がモンゴルで事業をする時に役立つと思います。
最近からブログ書くことに!
最初は通訳しかしてなかった私が時間が過ぎれば過ぎるほど日本語使う場面が増えました。
商品と一緒に同梱してある「職人からの手紙」の翻訳やページの翻訳、そしてHushTugPVの翻訳などやってきて最近は皆さんがご覧になっているブログなども書いています。
書く前はできるか不安でしたが、書いてみて「あ、できそう」や「書いてて楽しい」、「だんだん日本語も上手くなってきてるかも」と良い事ばかり考えています。
HushTugの社員になっていいことがたくさんあったという事をみんなに話したかったです。しっかり伝わっていると嬉しいです。
個人的な振り返りはこんな感じですが、私から見たモンゴル工房のことも少し振り返ってみたいと思います。
私からみた工房の振り返り
2019年の年明けのMTGでこんな事を話していました。
「今年の1年中に月500個くらいのバッグを作れる工房になる」
確かこの時はまだ職人4人で月平均80個くらいの生産量でモンゴルの会社の社員は私1人でした。
今ではHushTug製品を作ってる職人だけでも23人でモンゴルチームは全体で30人くらいになってます。
その人数は1年前と比べたら6倍!
一緒に働く仲間が増えてとても嬉しいです。
※この写真には10人くらいは写ってないです。笑
この人数で月間の生産数は600個くらい作れてます。
バッグ作るには職人数が多いと思うかもしれませんが、新しいメンバーはほとんど未経験者で今は元々経験がある人がその分頑張って生産してる状態です。
来年には今の未経験者が育ってきたらもっともっと生産数を伸ばせると思います。
日本の皆さんには予約注文という形でお届けまで時間をもらっていますが、来年はしっかり在庫に余裕をもって今よりも品質の高い商品を生産できる様にしたいです。
まとめ
HushTugをたくさんの人に知ってもらう為にたくさんの人が関わってくれました。
会社が大きくなるほど問題もたくさん起きて大変な事もあった1年間でした。
HushTug工房のみんなも頑張ってくれるし、今年1年間はレザーブランドとしてやっと成り立つことができた年になったと私は思います。
来年の課題はまだ未経験者の職人が多く、安定的な生産数や品質出せずにいます。その為、職人の教育を高めることが一番大事じゃないかなと個人的に思います
HushTugは挑戦する事をやめないブランドです。来年も挑戦する年にしたいです。来年はもっといい年にしようという決意と期待をもって新しい年を迎えたいなと思います。
今年も一年、応援してくれたお客様、本当にありがとうございました!
来年が皆さまにとって、素晴らしい1年になりますように!
HushTug
ハリウナー